一般的に「酢」とは、酢酸を含むすっぱい液体調味料のことを指します。
酢の起源は非常に古く、最古の発酵調味料ともいわれており、世界には4000もの種類の酢があるといわれております。
蓄えていた果物が自然にアルコール発酵し、そこに菌が働いて酢が誕生したと考えられております。
どんなお酒でも発酵させれば酢になることから、お酒の種類だけ酢の種類があるともいえます。
日本で最も有名なのは日本酒からつくられる米酢でしょう。また、海外では、例えば、フランスの場合はワインビネガー、ドイツならモルトビネガーと、その国でよく飲まれているお酒によって酢も異なってきます。
酢が中国から日本に伝わったのは、4~5世紀の応神天皇の頃で、和泉の国(現在の大阪府南部)で造られるようになったのがはじまりとされています。
そして、奈良時代には上流階級の間で高級調味料として用いられるようになりました。
江戸時代になると、酢は味噌・醤油とともに庶民まで普及し、飯にお酢を混ぜて作る「押しずし」などが広まりました。
そして、今日では、どの家庭にも必ず1本はあると言っても過言ではありません。
また、酢は体に良いとされており、酢は単なる調味料の枠を超えて、様々な健康効果が期待できることから、健康のために飲用している人もいます。
美容と健康に沖縄琉球もろみ酢「ちゅら花」
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