2015年2月5日木曜日

浄水器の浄水性能について

浄水器は有害な物質、微生物がどれだけ除去できるかが大切です。

すなわち、残留塩素やトリハロメタンなどの有機塩素化合物や残留農薬など健康に関わる物質、カビ臭・有機物・送水管・水道管内部の赤錆、有害細菌・原虫・クリプトスポリジウム、ウイルスなどの病原生物が除去ができることが大切になります。

浄水能力はデーターなどで判断することができますが、浄化が確実にできる製品であれば、そのカートリッジを使用した携帯用浄水器が製品ラインナップされているはずです。

しかし、殆どの浄水器メーカーでは、家庭のキッチンで水道水を浄水する浄水器のみで、 携帯用までラインナップしているメーカーはごく稀です。

 携帯用浄水器は、水道基準に満たない汚染されている河川や湖沼の原水を飲料可能なレベルまで浄水できなければ製品としてなりたちません。

国内外で、携帯用浄水は数多く市販されていますが、これら製品の多くは、有害微生物を殺菌処理するために、ろ過前あるいは、ろ過後のいずれかで、次亜塩素酸ナトリウムなどによる消毒処理を行います。

浄化媒体で除去できるのであれば殺菌剤など必要ないのですが、消毒処理の塩素の投入量が多いとその消毒薬自体が体に有害であり健康への影響が危惧されます。

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